女性ならではの特徴があります。
まず、女性の薄毛では男性のように
髪がどんどん抜け落ちていく
といったような症状は
ほとんど見られません。
理由としては、
脱毛の原因となる男性ホルモンが
女性には少ないこと、
女性ホルモンは髪の成長を促進するため
髪が抜けても
すぐに生えてくることが挙げられます。
部分的に髪の毛が抜けるのではなく
髪の量が全体的に減って
ボリュームダウンするという点があります。
髪全体が少なくなると
生え際や分け目が目立って
気になるようになります。
髪の毛が全体的に細くなり、
髪の全体量が少なくなったように
見えるという点があります。
髪が細くなると髪が抜けやすくなりますし
スタイリングもしにくくなります。
出産後脱毛と言います。
女性ホルモンは髪の毛が
退行期から休止期に移行することを
防ぐ働きがあります。
非常に高くなるため
髪が抜けにくい状態になりますが、
出産後はその反動が起きて
今まで抜けずに維持されていた髪が
一気に抜けるという現象が起こります。
これが出産後脱毛です。
不安に感じると思いますが、
その後は再び通常のヘアサイクルに戻り
髪が成長しはじめます。
多くの方は発症から6か月から1年ほどで
元に戻りますので安心してください。
ハリやコシがなくなって
頭頂部の分け目が
目立つようになってきます。
特に女性は男性のように
髪が抜け落ちない分、
分け目が気になる
という人も多いようです。
ヘアサイクルの変化です。
加齢に伴い成長期の髪の毛が減少し、
休止期の髪の毛の割合が増加するため
髪の量が減るうえに
髪の成長速度が遅くなります。
そのため髪が細くなり、
頭皮が見えやすい状態に
なってしまいます。
50代以降が多くみられますが、
30代、40代から変化が起こる人もいますので
注意しましょう。
頭皮がダメージを受けて、
皮脂の過剰分泌、細菌の繁殖といった
頭皮トラブルが起こり、
薄毛や抜け毛の原因になるため
注意が必要です。
髪の毛のサイクルを整えて
健康な髪を育てる
女性ホルモンの量が減少し
髪が細くなったり
抜け毛が増えたりします。
また、更年期に入ると
生活習慣が整っていても
女性ホルモン量が減少するため、
薄毛や抜け毛が増えることがあります。
血管を収縮させるため
頭皮の血流悪化が起こり、
薄毛や抜け毛の原因となるため
注意が必要です。
洗浄力が強いシャンプーを使うと
必要な皮脂まで洗い流してしまい、
頭皮が乾燥して
フケが出ることがあります。
このフケは、頭皮の毛穴をふさいで
細菌が繁殖するなど
頭皮トラブルのもととなるため、
フケが増えてきたら
頭皮ケアも見直してみましょう。
髪がしっかりと洗えていない場合や
シャンプーのすすぎ残しがある場合は
かゆみや炎症などの
地肌トラブルの原因となりますので、
抜け毛や薄毛を引き起こしやすくなります。
コメント