スキンケアのやりすぎによる保湿力低下とは??

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健康な肌には本来

バリア機能が備わっていて、

乾燥や外部刺激による

肌荒れから守ってくれています。

バリア機能の役割を果たしているのが

肌の表面にある角質層と、

その上をヴェールのように覆っている

皮脂膜です。

角質層は約0.02mmという

食品保存用ラップほどの

厚さしかありません。

でもその中には肌本来の保湿成分である

天然保湿因子(NMF)が入った

ブロック状の角層細胞が並んでいて、

10~20もの層をつくっています。

そのすき間を、

ちょうどブロック同士を

セメントでくっつけるように

細胞間脂質という脂質が満たしています。

細胞間脂質の主成分は、

セラミドとコレステロールです。

この角質層はとっても賢いもので、

自分で環境を判断して厚くなったり、

薄くなったりします。

乾燥している地域で暮らしていると、

乾燥から肌を守るために

角質層は勝手に厚くなります。

反対に湿度の高い地域で暮らしていると

そこまで乾燥から

守る必要がないと判断して、

角質層は薄くなります。

皮脂膜をつくっている皮脂も同じように

肌が乾燥した状態だと増え、

潤っていると抑えられるという

賢い機能を持っています。

化粧水、美容液、乳液、ときには

オイルやパックなども取り入れて、

念入りにスキンケアをしているのに

乾燥してしまうのは、

保湿のしすぎが原因です。

先ほどのお話の通り肌はとても賢いので

手厚いスキンケアを受け続けると

乾燥の危険がないと判断し、

バリア機能をサボるようになります。

角質層は薄くなり、皮脂も少なく

スキンケア成分で一時的に潤ったとしても

バリア機能が弱っているので

時間が経つと乾燥し、

肌荒れもしやすくなります。

肌のためにと頑張っているスキンケアが

裏目に出てしまうこともあり

スキンケアに頼りすぎず

肌自身の潤う力を

信じてあげることが大切です。 

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