40代女性の薄毛には、
女性ホルモンの1つである
エストロゲンが大きく関わっています。
毛髪の成長期を持続させる働きがあり、
減少すると髪の成長期が短く、
休止期が長くなってしまいます。
エストロゲンの分泌は
28歳ごろがピークといわれており、
その後は年齢を重ねるごとに減少し、
閉経後は副腎から分泌されますが、
極少量になってしまいます。
エストロゲンが減っていくため、
1つの毛穴から出る髪の本数が減ったり
髪そのものが痩せたり、
髪の色が薄くなったりして
全体的に薄毛になる傾向があります。
これは女性特有の脱毛症で
女性型脱毛症や
びまん性脱毛症といいます。
自分の健康はもちろん、
家庭や仕事の悩みが増えたり、
親や自分自身の老後が心配になったり、
さまざまなストレスに
さらされる年代でもあります。
そうしたストレスから身体を守るために
十分な睡眠をとることが必要不可欠です。
22時~翌2時の間に睡眠をとると
成長ホルモンの分泌が促進され、
新しい細胞に生まれかわります。
頭皮においては、
毛母細胞や頭皮の皮膚細胞が生まれかわり
健康な毛髪が生まれ育つ良い頭皮環境です。
11時~0時に休み、朝は6時~7時に
目覚めるのがおすすめです。
規則正しい生活リズムで十分な睡眠をとれば
薄毛の進行を遅らせることに
つながるでしょう。
頭皮に湿疹が現れるなど
トラブルの原因に繋がります。
毎日使うシャンプーは、髪と頭皮にやさしい
低刺激のものを使いましょう。
アミノ酸系シャンプーは低刺激で、
身体に対する安全性が高い
シャンプーといえます。
美髪を生む毛母細胞に
栄養が届かなくなってしまいます。
1日数回、簡単にできる
顔ヨガや頭皮マッサージ、
ブラッシングをして
頭皮の血行を促進させましょう。
結合してできているケラチンという
タンパク質からできています。
タンパク質を多く摂取でき、
女性ホルモンに似た働きをする
イソフラボンを含む
大豆製品をおすすめします。
そのタンパク質を
体の中に取り込むためには、
ビタミンも必要です。
髪のためには、ビタミンA、B6、Eを
積極的に摂取しましょう。
ビタミン同様、髪の健康によいとされる
ミネラルも欠かせません。
つまり、1つのものに偏るのではなく
バランスのよい食事を摂ることが大切です。
ただし、サプリメントに頼ろうと
考えている方は過剰摂取に注意して
食物から摂取するように心がけましょう。