いいことばかりではなく
デメリットもあるので
知っておきましょう。
美容整形外科で脂肪吸引を受ける前に
疑問や不安などがあれば
医師や看護師に質問してください。
また、必ず施術方法や金額、
考えられる副作用なども把握し、
納得できる状態で施術を受けましょう。
術後の体重はほとんど変わりません。
脂肪吸引した部分は、
見た目は細くなりますが、
実際に取り除く脂肪は
血液や麻酔液などと分離すると
それほど多くないので、
体重が変化するほどではないです。
また、術後にむくみが出て
体重が一時的に増加することもあります。
体重を落としたい人には
脂肪吸引は向いていません。
手術後に痛みが生じる
全身麻酔や局所麻酔をします。
一般的には術後の回復が早い
静脈麻酔や硬膜外麻酔を
使用するところが多く、
施術中に痛みを感じることは少ないです。
静脈麻酔の場合は眠ってしまうので、
施術の恐怖なども感じずに済みます。
硬膜外麻酔の場合は
意識はありますが痛みはなく、
回復も早いので日帰り手術に
使われることも多くあります。
どちらの方法も施術中の痛みはありませんが
脂肪吸引は術後麻酔が切れた後
2〜3日の間は痛みを感じる人が多くいます。
ただし痛みの感じ方は、
個人差、取り除いた脂肪の量などで
異なります。
ダウンタイムとは、
施術を受けてから
回復するまでの期間をいいます。
吸引する場所によっては、
ダウンタイムがほとんどなく
その日のうちに帰宅でき、
術後翌日からシャワーが浴びれます。
しかし、人によっては
むくみが出たり腫れたり、
内出血が起きたりすることもあります。
症状が引くまでには
1週間〜2週間程度かかります。
脂肪吸引した後に
後遺症が残る場合があります。
吸引で組織を傷つけたり、
脂肪を取りすぎたりすると、
皮膚がたるんだり
脂肪吸引した部分がボコボコになったり、
筋肉と皮膚が癒着して
ひきつれたりします。
また、施術中にカニューレを
出し入れするときの摩擦で、
火傷をするケースもあります。