女性にとってシミは美容の大敵です。
黒くて目立つので深刻に悩んでいる
女性も多いでしょう。
しかし、適切なシミ治療で改善できる
場合があります。
シミの大半は紫外線や老化が原因で
できる老人性色素班です。
もし目の下の両頬に左右対称に
できているなら肝斑の可能性があります。
その他、遺伝が原因のソバカスに
悩まされている人もいます。
シミに直接働きかける治療法といえば、
光治療やレーザー治療です。
光治療は広範囲に照射するため、
痛みも少なく肌トラブルも
おきにくいというメリットがあります。
約5回通えば効果が実感できるでしょう。
レーザー治療は
スポットで光を当てるため、
より皮膚の深い部分に反応できます。
痛みはありますが、シミへの効果が高く、
約1~2回で終えることが可能です。
ただし、レーザー治療は
肝斑の人には向きません。
余計に濃くなってしまうことがあるので
注意が必要です。
最近はレーザーの光を調整した
肝斑向けの治療もあります。
ケミカルピーリングは
古い角質を除去し、新陳代謝を促して
メラニンを排出していく治療です。
角質の除去をスムーズに行うため、
フルーツ酸(AHA)を使用します。
イオン導入は肌に
有効成分を塗り、専用の機器を使って
肌に浸透させていく治療です。
有効成分の種類としては、
色素沈着を抑制し、
肝斑に効果のあるトラネキサム酸や
美白に良いビタミンCなどがあります。
イオン導入はシミ予防として
使うこともできるので、
美容に関心の高い女性たちにはおすすめです。
その他、シミや美白に良いとされる
トレチノインやハイドロキノンを
直接肌に塗る治療もあります。
トレチノインは肌の新陳代謝を良くする働き、
ハイドロキノンは
肌を白くする働きが特徴です。
医師が事前に診察を行い、
シミの状態や肌質などをみて
濃度を調整してくれるので
肌トラブルへの心配もいりません。